生活保護の利用条件はとてもシンプルです 。
生活保護は、さまざまな事情で生活に困った人に対し、
憲法の生存権保障の理念に基づき、国が生活を保障する制度です。
生活保護は、誰でもどこに住んでいても申請でき、
生活に困っていると判断されれば、無差別平等に使えます。
生活保護を利用するには厳しい条件があって大変なのでは？ と考える人が
多いのですが、本来はとてもシンプルなものです。
厚生労働省が定める基準で決められる「最低生活費（生活するために最低限必要な費用）」
より、あなたの世帯の収入が低ければ、その差額が生活保護費として支給され
ます。（収入がなければ最低生活費と同額が支給されます）
※ただし、「すぐに換金できる資産がない」などの条件はあります。
１ 住んでいる地域
２ 世帯の人数・構成
３ それぞれの年齢
４ 各世帯の個別の事情（障害の有無・程度、家賃額など）
最低生活費（生活保護基準）
によって決められています。